地球人のポジション取り

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超広角のレンズのコンデジ、デジカメ比較、おすすめ (2016.9.25加筆)

 

 

【まえがき】

以前超広角レンズ持ちのカメラが欲しくて色々調べた結果ミラーレス一眼+超広角レンズにしたことを書きました。

anapan.hatenablog.com

上の記事では自分のニーズに合わせた評価軸で評価しているので、結果的にミラーレス一眼という選択になりました。また一眼ではないコンデジでも300g以上するような重たいものはそもそも選択肢に入れませんでした(それ以上重たいならミラーレスで綺麗な写真を撮りたいと思ったため)。

 

今回は超広角レンズだけで見るとどんな選択肢があるのかなと思って調べたところ、中々特徴的な面白いカメラばかりだったことに気付いたので、この記事は是非とも超広角レンズ持ちのカメラを検討している方の検討材料として役に立てばと思い書いてます。

1つ注意してほしいのは、これらのカメラは全て持っていません。ここで書かれていることは、「このカメラはどういう使い勝手で~」と言うことではなく、「超広角レンズのデジカメを買うなら選択肢はこれだよ」という選択肢の提示が目的です。

カメラ個々の使い勝手などについては価格comやアマゾンの評価、また個人ブログなどを見て信憑性のありそうな情報などから何と無く理解し、実際に店舗で触っていただくのが一番かと思います。

ただそれでも物を買う際に比較検討をしたい人は多いかと思います。まずは何と何を比較するのかが重要ですので、検討の余地のあるものをリストアップしているこの記事を利用することで役立ててもらいたいと思います。

 

ちなみに自分は超広角で撮影したい理由としては、飛行機のファーストクラスやビジネスクラスのフルフラットシートをしっかりと広さが伝わるように撮影したい、旅行で見る壮大な景色をダイナミックに収めたいというもので、誰しもが思うニーズではないと思います。

ただ超広画角で撮影したいというニーズは実は結構ありまして、一番多いのは不動産関連の仕事をしている方のニーズだと思います。

例えば6畳の部屋を35mm換算24mmで撮影したとしたら非常に狭苦しい部屋に写ってしまいます。6畳でも実は天井が高かったり効率的な間取りで実際は広く感じるのに、通常の画角のカメラで撮ると残念な仕様になってしまうと入居者の印象は良くありません。逆に実は狭く感じやすい部屋を頑張って広く見せるという風にも使えます。

そのため不動産関連の仕事をしている人は超広角に対するニーズはそこそこにはあると思います。

他にも大勢で自撮り(セルフィー)をしたい人や、ちょっといいホテルに泊まる際に部屋に入った時の感動でふと1枚撮ろうと思った人など、実は日常には超広角レンズの活躍の場は沢山あったりまします。

 

ガジェット好きとしては1つくらい欲しいと思ったりもしますが、最低限の物しか持たない主義なので、多分買いません(しかもミラーレス一眼で今回紹介するカメラができることはほとんどできる)。

 

※一般的なコンデジスマートフォンのカメラは35mm換算で24mm以上での画角となっています。そのため今回はそれ以上の画角のカメラを紹介します。

 

 

 

【kenko DSC880DW】 

 

こちらは前回記事で紹介したケンコーの激安なのに超広角デジカメです。

見た目通り防水でアクティブ仕様ながらデュアルモニターで自撮りもできます。

しかも画角は14mm(35mm換算)です。

 

どうやら現在(2016年2月)生産が終了しているようで、市場に残っている在庫がなくなると手に入らなくなるかもしれません。

残り少なくなって値段が暴騰する前に欲しい人は買った方がいいです。

ちなみに現在の値段は8000円ほどです。

 

かなりいいことづくめで書いていますが、画質は価格程度なので予め認識して買った方がいいでしょう(それでもこの値段で防水、超広角、デュアルモニターの面白機能変態デジカメを買えるのはすごいです)。

 

 

 

OLYMPUS STYLUS TG-870 Tough】

 

こちらも前回記事で紹介したオリンパスの防水・防塵、耐衝撃、耐低温の少年心をくすぐるタフネスコンパクトデジカメです。

気になるワイド側の画角は21mm(35mm換算)です。

2016年9月時点での価格は3万円前後で相対的にはかなり買いやすい値段となっているので、あまりコストをかけられない人にとって非常に良いカメラだと思います。

 

またここまで安いのに、防水防塵で様々な環境でも安心して使えるほか、自撮り用に液晶モニターが180度回転して自撮りもしやすい設計となっていて、非常にコストパフォーマンスに優れたモデルです。

スペックは価格なりで、F3.5(広角側)、撮像素子1/2.3型CMOSですが、質量は221gと軽くなっています。

 

2016年のこのモデルの前のモデルでも同じく超広角レンズを積んでいたようですので、来年再来年になり後継機が出たとしても方向性が変わらない限り、その時その時のスペックでこのコンセプトのカメラが買うことができると予想されます。

 

 

 

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough】

 STYLUS TG-4 Tough | 防水デジタルカメラ T(Tough) シリーズ | オリンパス

 

OLYMPUS フィッシュアイコンバーター TG-1,TG-2用 FCON-T01

OLYMPUS フィッシュアイコンバーター TG-1,TG-2用 FCON-T01

 

 

こちらも前回記事で紹介したカメラです。

このカメラはそのままの状態では35mm換算で25mmと通常のカメラのワイド幅と同じ程度なのですが、コンバージョンレンズが用意されています。
このフィッシュアイコンバーターを使用することでワイド側の画角が18.5mm(35mm換算)となります(25mm×0.74倍=18.5mm)。

広角側F2.0で明るいレンズなのですが、コンバーターを使うと少し暗くなることが予想されます。コンバージョンレンズや電池を合わせた合計質量は372gコンデジにしてはそこそこ重たくなります。

ちなみにコンバージョンレンズ無しの望遠側は100mm(35mm換算)で、撮像素子はコンデジレベルの1/2.3CMOSです。

 

見た目からわかるようにこちらのカメラも防水・防塵、耐衝撃、耐低温のタフネス仕様です。

またテレコンバージョンレンズも使えたり、顕微鏡モードで顕微鏡を覗いているような写真が撮れるなど、変幻自在のトランスフォーマーカメラで非常に楽しく遊び倒せると思います。

 

価格はTG-860よりも結構高い4万円強+コンバーター1万円程度の5万円程度(2016年9月)となっていて、なかなかコンデジを買うのに手が出にくい価格ですが、その分レンズが明るくブレにくく綺麗な写真を撮ることができると思います。

 

 

 

Panasonic LUMIX DMC-FZ70】 

 DMC-FZ70|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic

 

こちらのカメラは超広角20mm~望遠1200mm(35mm換算)という超広い守備範囲のレンズを持っています。

光学60倍のズームができるということがこのカメラの売りらしいです。

上記2点のオリンパスのカメラでは望遠はほぼ厳しいレベルだったので(光学4~5倍)、広角も望遠もできるというのが一番の差別化点かと思います。

さらにテレコンバーターレンズを付けることで月のクレーターなんかも見ることができたりもします。

 

防水等のアクティブ仕様よりも望遠ができる方が良い!という方はこちらを選ばれるのかなと思います。

 

ただし見た目からもわかるように、質量は606g(バッテリー込)ありコンデジとは言えません。

私のように重たいことがネックになる人も中にはいるでしょう。

また見た目の威圧感の割には撮像素子は1/2.3と大きなサイズではありません。F2.8でそこそこの明るさのレンズです。

しかし値段は4万円台中盤(2016年9月)でそこまで高級という物ではありません。

 

 ↓後継機が出ました。(2017.4)

  DC-FZ85|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)| Panasonic

画角や素子サイズなど基本的に大事な部分はほとんど同じです。マイナーチェンジでしょう。

質量が616g(バッテリー込)で10g重たくなっています。

市場価格も同程度でした。

 

 

 

 

Canon PowerShot SX60 HS】

 キヤノン:PowerShot SX60 HS|概要

 

こちらのカメラも上のパナソニックの物とコンセプトは似ています。

広角から望遠まで。

微妙に違うのは超広角21mm(35mm換算)で1mm程度画角がパナソニックの物よりも狭いことと、その分望遠は1365mm(35mm換算)であり、光学倍率は65倍となっています。

 

また望遠に目がいきがちですが、このカメラは液晶ディスプレイが可動するので自撮りはもちろん様々なアングルで撮影することができます。

自分のミラーレスも液晶ディスプレイが可動するので、無理な姿勢を取らずとも様々なアングルで撮影できる便利さは強く感じています。

元は自撮りのブーム、そのニーズに応えるというのが1つの大きな要因だったかもしれませんが、液晶が可動することによる可能性の広がりは大きなメリットを生んだと言えます。

 

質量は電池込で650gと決して軽くありません。

また撮像素子は1/2.3で、F3.4と決して明るいレンズではありません。

 

ちなみに値段は4万円強と決して安くはありませんが、前作のSX50のユーザー評価の高さから、望まれて遂に発売されたその後継機であるSX60は安心して使えるカメラなのではないかと思います。

 

 

 

【CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2016.9.25追記)】

 

2016年9月に超広角19mm(35mm換算)コンデジが発売されました。

商品コンセプトの通り、チルト液晶と超広角レンズを持ちコンパクトなためセルフィーが非常にしやすい特徴を持っています。

望遠側は95mm(35mm換算)とそこまであるわけではありませんが、超広角との共存が難しいコンデジサイズではこんなものでしょう。

F2.7(広角側)、センサーサイズが1/1.7と上記のカメラに比べて大きいセンサーサイズで明るく写すことができそうです。

また電池込の質量は249gと軽量で気軽に持ち運ぶこともできることも魅力です。

 

19mmの超広角とコンパクトサイズで軽量、センサーサイズは一般的なコンデジよりも大きく、暗くないレンズで他の候補よりもかなりバランスの取れたモデルとなっています。

望遠側を捨てるなら数字的なスペックではかなり優等生です。

 

 

 

【番外編 セルフィースマホ

最近話題のMVNOから出ているSIMフリーの格安スマホと言われている端末の中でも、自撮り(セルフィー)機能に特化した端末があります。

MVNO端末市場では1番手とも言える台湾のASUSが出すZenfone Selfieと、同じく台湾のメーカーでスマートフォン黎明期からの長い実績で最近は振るいませんが安心感のあるHTCのDesire EYEの2つです。

www.asus.com

www.htc.com

 

これらの2つのスマホは自撮り機能に特化していることを売りとしており、一般的なスマートフォンのインカメラはおまけ程度についているレベルですが、この2つの端末はアウトカメラと同レベル、画角だけで言えばより広い範囲を撮影できる優れたインカメラを持っています。

上記4つのデジカメには少し劣りますが、画角は88度と一般的な24mm(35mm換算)の84度よりも広い範囲での撮影ができるので、自撮りを主な目的として超高画角を求めている人や、デジカメを買うほど気合いを入れているわけではない人で、ケータイキャリア大手3社(MNO)に拘らない人であれば、この2端末は非常に良い選択肢になるかと思われます。

特にHTCに関して言えば、MVNOSIMフリー市場では後発のため、遅れを取り戻す差別化ポイントとして充実したアフターケアを売りにしています。そのため今までMNOを利用してきてMVNOは少し心配という方でも比較的安心して使用することができるのではないでしょうか。

ちなみにこのZenfone Selfieはレーザーオートフォーカスで薄暗くても素早いピント合わせができること、Desire EYEは海外スマホでも珍しく防水対応でポップなデザインなど見た目から様々な違いがあるので自分のニーズに合わせて選ぶことができます。

 

 

(2016.2.22追記)

LG G5: Release Dates, Specs & News | LG USA

韓国のLG電子スマートフォン、LG G5のカメラも超広角です。

発表したてでまだ日本で販売されるかわかりませんが(されるとしたらKDDIから?出ないなら輸入しよう!)、なんと背面カメラが2つついており、片方は普通の1600万画素カメラ(画角78度、35mm換算27mm程度)なのですが、もう片方が800万画素ながら135度というGoProのようなアクションカムレベルの画角を持っています。

しかも本体下部のモジュールをCAM PLUSというモジュールに交換することにより、かつてのLumia1020のカメラグリップを彷彿とさせるバッテリー強化、シャッターボタン、ズームダイヤル、グリップ力強化によってカメラ機能を拡張することができます。

アルミボディにこのトランスフォーマーのような拡張機能、そして片方が超広角レンズを備えたデュアルカメラは少年心をくすぐられる端末ではないでしょうか。

 

問題はまだ日本で発売されるのか不明なこと(販売されないと技適が通らない端末を使うことになる)、スマホとして性能が高いため値が張りそうなこと、超広角レンズカメラの方はそこまで画質はきれいじゃないかもしれないこと(未確定)です。

しかしかなりの画質を望まない人にはカメラとスマホを1つにまとめることができるので高すぎる買い物にはならないと考えられます。

 

(2016.4.23追記)買っちゃいました!

anapan.hatenablog.com

 

f:id:anapan:20160222142334j:plain

 

 

【総括】

以上5点(と3端末)が今超広角のデジカメを買うとしたら候補に挙がるであろうデジカメでした。

 

・値段重視、お財布に優しいDSC880DW

コスパ重視、タフネスオールラウンド天候型、自撮りもOKのTG-860

・タフネスかつ後付けオプションで広がる可能性、とにかく明るいレンズの生物分野カメラ、TG-4

・手頃な価格で超広角から超望遠、広い守備範囲でクレーターも見られる地学分野FZ70

・名機と定評のある前作の後継機、超広角から超望遠は当たり前、可動式ディスプレイで無限の可能性、SX60

・一回り大きい素子が強味、自撮りもサイズも質量もF値も欠点が無い優等生のEX-ZR4000

 

簡単に特徴づけるとこんな感じでしょうか。

 

また各カメラの画角をわかりやすく図で示すとこんな感じになります。

f:id:anapan:20160925084953j:plain

 

黒線の84度の部分は一般的な24mm(35mm換算)での画角です。

たったの数度に見えますが、実際に同じ景色を撮影するとかなり見え方は違ってきます。望遠側ではあまり変わりませんが、広角側は1mm違うだけでかなり画角が変わってきます。

なので上記リストの中でも、たった1mm違うだけだし同じだろうと思わず、極力超広角を求めるなら拘ってほしいポイントだと思います。

 

ただし画角も画質も求めたらきりがありません。

自分の満足するレベルを決めてその中で選ぶのが、下手なレンズ沼にハマらず、物を増やさず、お金を守るためには重要なのではないでしょうか。

 

 

 

今日はここまで、