札幌市民なので一番お得なオートチャージSAPICAでダブルポイントを狙うことにした
どの都道府県に住んでいても今や欠かせなくなった交通系電子マネー。
今まではモバイルSuica×ビックカメラビューで交通系電子マネー機能を携帯に入れ持ち歩きカードを削減していました。
しかしどうも札幌ではオートチャージのエリア外で、チャージするにはコンビニで現金限定、ポイントも一切付かないので非常に使いにくいし損している気分…
メリットがあまりにもなさすぎたため、カード持ち歩き枚数が増えることを受け入れて、SAPICAを導入することにしました。
【2つのメリット】
何より大きいと思ったのが13%のポイント還元率。
元々SAPICAを提供している札幌市交通局の販売していたウィズユーカードというプリペイド式磁気カード。
このカードの利用可能額が購入額の1.1倍分(1000円で購入できるカードは1100円分使える) だったためか、数年前導入されたSAPICAも札幌市交通局管轄内であれば利用した額の10%がポイントとして付与される仕組みになっています。
10%はクレジットカードのポイント還元率などで比べれば非常に大きい額。
多分元々購入額の1割分磁気カードにチャージされていたように、SAPICAでも同様の措置をしないと純粋な値上げに繋がり,移行を促すどころか反発も出ると判断されたのか、移行を促すために1割ポイント還元という形で残ったと考えられます。
そのポイント1割に加え、札幌市交通局管轄内ではオートチャージが可能です。
これはSuicaのオートチャージと同様に改札を通る時に残高が任意の額より下回っていた場合登録していたクレジットカードからチャージされる仕組みです。
自分は基本的にポイント系統は全てANAマイルに集約しているので、ANA SFC VISAをオートチャージカードに登録しました。
このオートチャージの時にカードが切られ、利用額の1%クレジットカードポイントが付与されます。
100円で1マイル貯まるのですが、私の場合はマイルを国内/国際特典航空券として使うので、1マイルは最低3円の価値があると考えています。
つまりオートチャージにおける還元率は3%と考えることができますし、最近は極力国際線Fクラスでの利用をしたいと考えているので、実際はもっと高く見積もることもできます。
ANA (全日空) FIRST CLASS B777-300ER NH174 NRT-IAH - ファーストクラス搭乗記
この2点を合わせることで最低13%の還元率が狙えます。
さすがに13%も還元率があるとなると無理やり札幌で格好つけてモバイルSuicaを使う理由はないと判断しました。しかもオートチャージができるので、いちいちコンビニで現金を用意してチャージする必要もないです。
【デメリットと対抗策】
ただしウィズユーカードと同じく、札幌市交通局の提供する公共交通機関のみでしかSAPICAは使えないという糞仕様も残っています…(Suica等交通系電子マネーをSAPICA圏内で使うことはできます。片側利用です。)
そのせいで結局JR北や本州に旅行に行った時のためにモバイルSuica×ビックカメラビューを残すことになってしまいました。
【関東から引っ越してきた方にお勧め】
札幌に住みたまに東京に行く人だけではなく、東京などから札幌に引っ越してきた人にも、“札幌では地下鉄圏で暮らしSAPICAを使い、地元に戻った時はモバイルSuica×ビューを使う”という運用方法はポイント還元効率やオートチャージの利便性からお勧めできます。
【オートチャージの登録方法】
詳しくは以下URLをご覧ください。
簡単に言うと、
↓
申込書を郵送します(SAPICAを作る時にもらえます、定期券販売所や地下鉄駅窓口にもあります)
↓
2週間以内に受付完了通知書が郵送されてきます
↓
受付完了通知書とSAPICAと身分証を持って地下鉄駅窓口、定期券発売所、バスターミナル窓口のいずれかに行き登録を完了させます
【領収書問題】
また個人事業をしている方でオートチャージSAPICAを使用する予定の方が気になるのはどこで領収書を入手するのかということなのではないかと思うのですが、多分正式な領収書はいちいち駅窓口に行かないと手に入れられないかもしれません。
現金チャージの場合は領収書を改札やコンビニでチャージした時に手に入れられたのですが…(実際チャージした時に出る領収書とチャージした電子マネーを使ったときの領収書どちらを使うのが正しいのかはわかりません。実態に伴った方は使った方ですが両方ある方が良いかも。)
簡単に利用履歴を確認する方法としては、駅の券売機で直近20回分の利用履歴を印字することはできます。これにはオートチャージ履歴も乗車利用履歴も印字されます。
今日はここまで、