地球人のポジション取り

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【やりすぎ注意!】 一人暮らしで必要な家具、家電は最低限のもので十分

さて根無し草のように生きることに決めた私ですが(私が物を持たなくなった理由 - 何もない部屋)、現在は1人暮らしをしているので家具、家電を所有しています。

1人暮らしをしている人の所有物を見ると本当に無駄なものばかりもっている印象です。

ということで家具、家電の必要性の評価をリストアップしてみることにしました。

大原則として、物の中では現金のように流動性かつ可逆性の高い物が一番価値があると考えています。これは時間がたっても価値を維持できるからです(家電などは買ってから時間が経つと価値が落ちて、売って現金に換えたら買ったときより安くなりますよね。これをリセールバリューの低下と言います。)。

物を持たない人が持つべきもの 「何もない部屋」で暮らしたい?

↑リセールバリューについて詳しく書いてます。 

 

結論から言うと家具家電付き賃貸が一番だと思います。

ただしそのような物件は数が限られて住みたい所に住めなかったり、コスパの良い所がタイミングよく選べず結果一番大事な現金を失うことになったり、場合によっては家具家電が新品じゃなく(レ○パレスとか)気持ち悪いことがあります。

ということで家具家電付き賃貸が一番だとして、自分で家具家電を買う場合にはどういったものが本当に必要で、どういったものが実はいらなかったりするか、

◎ 絶対に必要なもの

○  あってもよいもの

△ できれば無い方がいいもの

×  いらないもの

の4つに分けて考えていきたいと思います。

 

 

 

【 ◎ 絶対に必要なもの】

・寝具(◎)

これは最低限人間的な生活をする上では一番必要とも考えられます。

その理由としてはどんなに物を持たないで、資産を流動性・可逆性の高いお金等として所有したとしても、ヒトとして最後に残る財産は自分の健康だからです。

そしてその健康のためには床で寝るわけにはいかない、またフットワークを軽くするためにといって寝袋やペラペラな寝具を使うのもおすすめできません。

自分の最大の財産である健康のためになら、自分に合った寝具には多少高いお金を払う価値はあります。

そして1日の1/3~1/4はベッドの上で寝て過ごすわけですから、人生の1/3~1/4を過ごす場所を快適にすると考えたら多少高いベッドでも高いとは言えません。

そのためには多少のリセールバリューの低下も健康を買うと考えると損しているとは言い難いと思います。

 

ちなみに自分は1人暮らしでダブルベッドでごろごろしてます。

→引っ越しをすることになり引っ越し代節約のためにダブルベッドを処分することにしました。しかしダブルベッドは中古市場でも在庫がダブついていて買い手がなく激安で売りたたくことになってしまいました。

ということでベッドフレームは買っても身体に負担のかからない程度に激安なもので、できるだけ小さくバラせるものをおすすめします(引っ越しで持ち運べる。最悪処分してもダメージが少ない)。

そしてマットレスは健康のためにちゃんとしたものを買いましょう。もし布団+すのこが身体に合うようでしたらベッドフレームもかからないので、コンパクトにまとまるので良いと思います。

私は出口戦略を考えずにフレームを買ったら痛い目を見ました。

寝具は◎ですが、大きすぎるベッドはリセールバリューが低すぎて×レベルです。

 

 

・冷蔵庫(◎)

基本的には必要です。

自分は自炊もしないし、食事も都度外食や買ったものを食べたり常温で保管できるものを買うから良いという強い意志のある方は持たなくても良いかもしれません。

物が増えることの大きなデメリットに空間圧迫があるのですが、基本的にどの家にも冷蔵庫を置くことを想定した空間があり、そこは冷蔵庫があろうがなかろうが基本的に部屋自体の広さに影響しにくい空間となっています。

そのため物があることのデメリットが発生しにくい家電ともいえるわけです。

ただ1つ気になるデメリットと言えば多くないとはいえ電気代が発生することでしょう(ここでお勧めしているサイズで6000~8000円/年程度)。

1人暮らしに適したサイズは120~140L程度の物で、あまりに小さい物にしても電気代がかかる割には本当に物が入らないのでお勧めできませんし(だったら置かない方が良い?)、一人暮らしに大きすぎる物は持て余すので場所と電気代と初期投資コストの無駄なので絶対お勧めできません。

この記事を参考にされるであろう1人暮らしをする一般的な人(学生、若い社会人)のライフスタイルを考えると120~140Lあたりがちょうど良いかと思われます。

あとは料理を毎日毎食するレベルなら大きくしても良いかなという程度の調節ができれば良いと思います。

新品での値段は3万円前後ですし、状態の良い中古を狙う作戦もありです。また家電量販店で新生活応援セットを購入すれば安く済ませることもできます(ただし要らなくても他の家電もついてくることと機種は選べません)。

 

 

・洗濯機(◎)

冷蔵庫同様ベッドの次に必要と考えてます。

冷蔵庫のように最悪使わなくても生きていけるとは思いますが、その代替手段としてはコインランドリーか風呂で手洗いが考えられます。

それでも評価を◎にしたのは、コインランドリーか風呂で手洗いよりもメリットがあると判断できるからです。

まずコインランドリーですが長く続けるごとに洗濯機で洗濯する方が安上がりになります。またわざわざ洗濯物を持ってコインランドリーに行くためにかかる時間をコストとして計上すると余計に家で全自動洗濯機に丸投げした方が安くなります。

手洗いも似た理由で、面倒であるということと、時間コストが結局かかるということがあります。

もちろん時間価値の無いような人間は手洗いをしても良いのでしょうが、若い人なんかは貴重な若いときの時間をもっと有効に使うべきです。

時間も財産ですので、時間は極力お金で買うようにしましょう。

中華洗濯機が2万円程度で買えますし、日本メーカーでも3万円以内で購入できます。 

 

 

【 ○ あってもよいもの】

・掃除機(○)

自分は几帳面神経質なきれい好きも併発しているのでこれは自分的には◎でも良いのですが、そうでない人や部屋がかなり狭い人は例えば床がフローリング貼りの場合初期導入コストがかからない(つまり現金を守れる)クイックルワイパー的なものでも良いのかもしれません。

ちなみに自分は本体からホースやコードが伸びていて引きずって使うようなキャニスター型のものはイライラして嫌いなので(コードが伸びきってコンセントから抜けたり、本体がひっかかって引っ張ってもこっちに来なかったりする)、スティック型のものをおすすめします。

特に最強だと思っているのがマキタの掃除機です。

キャニスター型に比べると力が弱いスティック型の中では最強の吸引力や取り回し性能を誇るのは、業務用の掃除機としてマキタの掃除機しか使われていない現状を見れば納得できると思います。

外に出てビル清掃、ホテル清掃、イオンモールの清掃見てみてください。全てマキタです。ダ○ソンなんて見ません。

また掃除する時間・手間が無駄なくらい忙しくお金を稼いでいる人(時間単価の高い人)は、家事代行サービスを依頼した方が現金を守ることができると思います。

マキタ 充電式ハンディクリーナー CL182FDRFW

 

 

・オーブンレンジもしくは電子レンジ(○)

時間・手間をかけないためにレンチンをするか否かです。

家事をするコストよりも(健康的な)外食のコストの方が安い人には必要ない物かもしれません。

しかし毎食外食をするにはお金が足りないという方には必要な物となります。

調理をしない一人暮らしさんには強力なシェフとなる家電(冷凍食品溶かすだけ)ですし、調理スキルが高い人が沢山まとめて健康的な食事を作り、大量に冷凍して保存すれば、長い間料理の手間・時間をかけずに健康的な食事を安く済ませることができます。

特に調理スキルが高い人は調理の際にも電子レンジを上手く活用するので、余計重要な家電となるでしょう。

 

 

【 △ できれば無い方がいいもの】

・パソコン(△)

一般人がパソコンでネット依存しない作業をすることは実はあまりないと思います。つまりパソコンを持つ=ネット接続費用が発生すると考えても大げさではありません。

現代でパソコンやスマホなど端末に関わらず何かしらのネットにアクセスする手段を持たない人は時代の化石ですので、放っておきましょう(そもそもこの記事を何を使ってみているのか)。

それでは何でネットにアクセスするか、一般的な人の使い方を見るとスマホで十分なのではないかと思います(SNSを見て、ちょっと調べものをして、動画サイトを見て、ネットショップを利用してなど)。

そのような一般的な人の使い方を考えると必ずしもパソコンは必要ではないように思います。

 

もちろんネットを使った商売を行っている人など何かしらの一般人にはない理由でパソコンがあった方が良い人も沢山いると思います。

その場合は現金を生み出すパフォーマンス向上のために必要な物として優先度は上がると言えます。

 

またそのような理由が無くてもどうしてもパソコンが欲しい人がいると思います。

その場合「どのようなパソコンが良いのか」というのも考える必要があります。

パソコンでガシガシ商売をしている人はデスクトップ型のパソコンでも良いかもしれませんが、そうでない人はノートパソコンが場所的にも機動力的にもおすすめです(使い方による)。

ただし絶対に買ってはいけないのは15インチくらいのデカくて重たいパソコンです。

あんな物は巨大な外国人がリュックに入れて平気な顔で持ち運んでいますが、我々日本人には無理です。

そもそも機動力重視でノートパソコンを選ぶのにそんな重たいものを選んでしまっては意味がありません。

とにかく軽くて小さくて安くい物が良いです。

ちなみに自分はパナソニックのLet's note信者で今はJ10を使っていますが、現在売っている物ですとLet's note RZ4あたりが良さげに見えます(ただしべらぼうに高い)。

700g台と非常に軽いことが魅力です。

 

そんな拘りはなく、現金を大事にするということでしたら、ASUSacerの安くて軽い良い物が沢山あるのでそれで十分です。

あとは固定回線やテザリングなどどのような手段でパソコンをネットに繋げるか考える必要がありますが、その点についても最大限現金を守りつつ自分の使い方に合った方法を選ぶのが良いと思います。

 

炊飯ジャー(△)

米を炊くことしかできない機械です。

1つしかさほど重要ではない機能がない物は、機能/空間のコスパが非常に悪いです。

なので、トースターやたこ焼き器、流行りの調理家電なんかは全て×、不要なゴミなんですが、お米はパンや麺と違って多少健康的です。

お米は小麦よりも体内生成できないアミノ酸を含む必須アミノ酸の含有量が多く、より効率的に必須アミノ酸を摂取できます。

そのため主食として米、パン、麺あたりを絶対に取りたい人であるならば、米を食べることをおすすめします。そのため炊飯ジャーは×ではなく△としました。

ただ最近糖質オフ生活をしている人も多く、そんなに毎日毎日成長期の男子高校生のように米をガツガツ食べない人は、レンチンして食べるサトウのごはん的な物の方が、空間と現金のコスパ良く過ごせるかもしれません。

ちなみに炊飯ジャーがあるということは米の場所も取ります。

ちなみに一人暮らし用サイズの炊飯ジャーは5000円程度で購入できるくらい安いので(しかも日本メーカー)、初期導入コストは結構低いです。

また炊飯ジャーのような調理家電はリセールバリューが低くなります(人の使った調理家電は気持ち悪いと思う人が多い。)。 

 

・テーブル(△)

邪魔です。

また部屋の真ん中に置かれがちなので、部屋がごちゃついて見えますし、だらしない人は無意識に物をポンポンテーブル上に置くので部屋が散らかる原因になります。

どこでご飯食べるんだという人がいますが、自分は結構台所でさっと済ませることが多いです。

家族がいて一緒にご飯を食べると考えるとそれはちょっと悲しすぎるし、充実した時間を一緒に過ごせないと思うので無いとは思いますが、1人での日常食事はもはや作業です。

ただし自分は上記のようにデュアルディスプレイなのでパソコンデスク回りは結構場所をとっています。

自分の部屋の中で一番物があるところです。

 

 

【 × いらないもの】

 ・トースター(×)

これは要りません。

よく1人暮らしをするときに、必要なものとしてリストアップされがち(思考停止ですね)ですが、これは要りません。

まず用途がほぼ朝パンを焼くくらいです。

そんなことのために最安で2000円くらいかけて、場所も取って、見栄えも悪くなって最悪です。

特に調理をしない人やお金がない人に多くなりがちなのですが、炭水化物は安くて腹も膨れて手軽でおいしくて、大変コスパが良いように見えるんです。

そのせいで気づいたら3食ほとんど炭水化物ばっかり食べているなんてこともあります。

一番初めにも書いたように人間として最後に残る財産は自分の健康です。

炭水化物ばかり取ることが不健康極まりないことはわかりきったことです。

確かに100円/6枚のパンは手軽で単価も安く朝食として適しているように思われますが、自分の最大の財産のために朝くらい炭水化物以外のものを食べるのはいかがでしょうか。(炭水化物や糖類を全否定しているわけではありません、あくまでバランスよく、取りすぎになり易いので注意しましょうということです。)

そうするとパンを焼くことくらいしか能がないトースターなんてゴミ当然です。

どうしてもトースター機能がほしい人は電子レンジをオーブンレンジにでもしましょう(その際は回転テーブル必須、なぜならパンをひっくり返す必要が無いから)。

トースターon電子レンジon冷蔵庫という一人暮らしにありがちな見っとも無い三段重ねが少しはマシになります。

またリセールバリューは低いです(元値が安すぎて新品で買う人しかいないので買い手がつかない。)。

 

・TV(×)

まずこれは基本的には×です。

これもまず家具家電を揃えるとき、インテリアを考えるときに「リビングがあって、ソファがあってテーブルがあってテレビがある」なんて考えがちですが、本当にそれが正しいのでしょうか。

うちにはソファもローテブルもありません。

それは昔テレビを売るために、テレビメディア、メーカーが作り出した常識となっていないでしょうか。

現に今テレビを持たない人が増えているといいます。

少なくともテレビにテレビ番組を見る機能のみを求めるのはナンセンスかもしれません。

またテレビを置くことを前提にしたインテリアの組み方から脱却することで、より良いインテリアの可能性が出てくるのではないでしょうか。

 

そこまで言いながら自分はテレビを持っています。

用途はパソコン(Let's note J10)にHDMIケーブルとアナログケーブルをつないでデュアルディスプレイ環境をつくるときに、片方のディスプレイをついでにテレビ機能を持たせた結果としてそうなりました(どうせならただのディスプレイ機能以外にも場所を使っている分仕事をさせたいと思ったため。)。

ただやはりこの使い方では「リビングがあって、ソファがあってテーブルがあってテレビがある」といった思考停止インテリアにはなりません。PCデスクの中に組み込まれているだけです。

→最近はこの2枚ディスプレイも売って4Kディスプレイ1枚にしたいなぁなんて思ってたりしますが、自分のPCが4K出力に対応してないので諦めています。

 

 

・ソファや椅子(×)

部屋では寝具に座って過ごせば良いと思います。

ただパソコンを使う仕事の人などはパソコンデスク同様に必要な仕事道具となるのであっても良いのかもしれません。

それ以外は1人暮らしには邪魔です。

部屋が狭くなります。

 

 

・箪笥類(×)

まず1人暮らしで箪笥に物を入れる必要があるくらいに物を持つことが間違いです。

部屋に備え付けのクローゼットで完結しましょう。

 

 

 

 

【まとめ】

以上がぱっと考えられる家具家電の必要性評価です。

◎以外の物を持つとしても、部屋にベッドと小さいテーブル、あとは脱衣所に洗濯機、台所に冷蔵庫とレンジ、クローゼットに掃除機と最低限の衣類で、非常にすっきりとして綺麗な部屋になります。

ちなみにこれくらい物がないと掃除が非常にしやすいです。そのため常に部屋を綺麗に保つことができて一石二鳥です。

 

正直に言って最近ミニマリストという人、言葉が注目されて一部もてはやされていますが、過ぎたるは及ばざるが如し。何のために最小限の物を持つのか考えて、結果どうしてその選択をしたのか意味が分かりません。

量に個人差はありますが、自分の暮らしの質を高めるために、資産との兼ね合いでコスパを最大限高くするために最適なレベルで物を持たないことが理想だと思います。

そのためには一般的な家のように何も考えずに物を買って無駄な物がゴチャゴチャしているのも可笑しいと思いますし、逆に自称ミニマリストのように必要な物まで切り捨てる病的な人も可笑しいと思います。

大切なのは自分にとって何が絶対に必要なのか、それを持つことでどちらが資産、時間を守ることができるのかを考えることではないでしょうか。

 

 

とまぁ沢山書きましたが、現在私はソファもテーブルもテレビもトースターも持っています。結局数年前の記事なんてそんなもんなんだなと思います。

だって家広いし、あったら便利じゃん! 

 

 

今日はここまで、

 

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