私が物を持たなくなった理由
私が“物が多いことは悪だ”と考えるようになったのには何か大きな出来事があったわけではありません。
しかしある時期からどんどん持たない生活になっていきました。
ある時期の始まりとなったのは大学生の時、実家からの夜逃げです(笑)
正確には昼に運び出したので昼逃げですが、その時に最低限自分にとって必要だと思うものを当時所有していた軽自動車に積み込んで恋人の家に一時避難させてもらいました。
その時に自分の部屋にあった家具とは別れを告げるわけなんですが、この夜逃げ事件をきっかけに「あれ、自分に本当に必要なものって思っていたより少ないんじゃないか」と感じるようになりました。
それから自分が根をはるところ(絶対に自分や家族が所有する)場所はなくなり、とりあえずそういうところができるまでは根無し草のように生きる方が良いと感じるようになりました。
また仮に自分が家庭を持ったとしても、新しいもの好きの自分は賃貸だとしたら数年で引っ越して新しくて綺麗なところに住みたくなると思うので、フットワークを軽くするために物をたくさん持つことはないかと思われます。
今は1人暮らしをしているわけで仕方なく最低限の家具家電を持って生活していますが、何か有事の時には全て捨てる覚悟で生きています。
物に執着していると足かせになって自分が動けなくなりますからね。
ちなみにそれ以来捨てた実家には帰っていません笑
今回はここまで、